第15回キレーションセミナー

11月2、3日は、当方が主催するキレーション協会の年次セミナーがありました。2005年に始めた本会も早いもので今年で15回目となりました。

初日はキレーション治療についての講演。二日目は応用編として、下記の6名の先生方から最もホットな話題についてご講演いただきました。

佐藤教授の講演内容は大麻に含まれる薬効成分であるカンナビノイドについてでした。カンナビノイドの一種である、カンナビジオール(CBD)と呼ばれる成分には、様々な薬効があることが知られるようになってきました。一方、神経興奮作用のあるTHCという成分は、日本では麻薬取締法によって規制されており、医療用としても使用はできません。しかしCBDは規制の対象外ですので、慢性疼痛や不眠症など通常治療薬で十分な効果が得られない場合には、合法的に服用することができます。その他の先生方の内容についても、こちらのブログでご紹介したいと思います。

応用編       2019年11月3日
<1>  カンナビノイドの薬理学
佐藤 均(昭和大学薬学部 教授)
<2>  アンチエイジングアップデート2019
坪田 一男(慶應義塾大学医学部眼科学教室 教授)
<3>  亜鉛欠乏症の診断と疫学
倉澤 隆平(東御市立みまき温泉診療所)
<4>  免疫学の進歩と治療への応用
河野 肇(帝京大学医学部内科学講座 教授)
<5>  ビタミンDと大腸がん予防
浦島 充佳(東京慈恵会医科大学 教授)
<6>  変形性関節症に対する再生医療の役割  -架け橋となる新しい治療法に向けて-
傍島 聰(そばじまクリニック 院長)
氏名は講演順、敬称略
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