講演会のご案内 2020.01.29

年の瀬になりました。鬼が笑いそうですが、来年の講演会のご案内です。ここ数年お手伝いしている、統合医療展での講演です。今年は亜鉛についてのお話しです。会場は、東京ビックサイトの青海展示場になります。

亜鉛は体の中で様々な働きをしている重要な必須ミネラルの一つです。亜鉛が関与している酵素は、200種類以上とも言われています。皮膚のトラブルを見たら亜鉛欠乏を疑えと言われるほど、亜鉛と皮膚や粘膜との関係は深いものがあります。

これから風邪のシーズンとなりますが、免疫力を上げ、風邪を予防するためにも亜鉛の補充が役に立ちます。 今年のキレーションセミナーでは、倉澤隆平先生(東御市立みまき温泉診療所)から亜鉛欠乏症の臨床について、貴重なお話を伺うことができました。長年の臨床経験から得られた貴重なデータや資料から、亜鉛欠乏症に対する認識が、日本の医療の中ではまだまだ浸透していないことが、よくわかりました。中でも高齢者の方の食欲不振や舌痛症、また難治性の褥瘡の原因として、亜鉛欠乏が多いという事実には驚かされました。詳細については倉澤先生のサイトをご覧ください。

亜鉛は、肉類や牡蠣、ナッツ類、海苔などに多く含まれますが、現代人の食生活では不足しやすいミネラルの一つです。日本では医薬品として処方される「プロマック」という製剤は、亜鉛とカルノシンというアミノ酸が結合したものです。食品からの補充が十分でない場合には、こうした医薬品やサプリメントを摂取することをお勧めします。統合医療での講演では、当院の外来データも含めて亜鉛と抗加齢医療についてお話しする予定です。

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