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骨とビタミンK

2019 1/30
骨とビタミンK

ビタミンDと並んで、骨を守る栄養素として忘れてはならないのが、ビタミンKです。

近年の研究では、ビタミンKには重要な働きがあることがわかってきました。その代表的なものが、骨粗鬆症予防と動脈硬化予防。ビタミンKには、K1とK2の2種があります。このうち健康効果が期待できるものはK2になります。食品ではチーズや納豆に多く含まれます。

ビタミンK2の働きを一言で言うならば、動脈壁からカルシウムを抜き取り、骨へ移動させるという極めて重要な働きをしています。ビタミンK が少ないと、骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、反対に動脈の壁にカルシウムの沈着が起きやすくなると考えられています。

このためビタミンKを摂取することは骨を丈夫にするだけでなく動脈硬化予防にもつながる可能性があります。 日本人の研究者らが報告した内容では、東日本と西日本で血液中のビタミンK2濃度に違いがあるということです。納豆を食べる機会の多い東日本では、あまり食べない西日本よりも血液中のビタミンK2濃度が高く、その結果として骨粗鬆症のリスクが下がっていたということです。

納豆が苦手な方には、納豆を乾燥させてカプセルに入れたサプリメントの形の製品も市場には出ています。こうしたものを摂取することがビタミンK の補給につながります。 1日1回、納豆を食べることで、腸内環境を整えるだけでなく、骨粗鬆症や動脈硬化からも身体を守ってくれることが期待できます。

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