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血管を守り、骨を強くするビタミンK

2016 11/04
血管を守り、骨を強くするビタミンK

ビタミンKは、一般の方々にはあまり馴染みのないビタミンかもしれません。日本のサプリメントショップでは、ほとんど見かけない製品です。ビタミンの名称は発見された年代順に決まりますので、「K」ということは、一番最後に発見されたビタミンになります。

近年の研究では、このビタミンKには重要な働きがあることがわかってきました。その代表的なものが、動脈硬化予防と骨粗鬆症予防。ビタミンKは、我々の健康にとって極めて大切な働きをしていることが明らかにされています。

ビタミンKには、K1とK2の2種があります。このうち大きな健康効果が期待できるものは、K2になります。食品ではチーズや納豆に多く含まれます。K2の働きを一言で言うならば、動脈壁からカルシウムを抜き取り、骨へ移動させるという極めて重要な働きをしています。

2001年に日本人の研究者らが報告した論文では、東日本と西日本では、血液中のビタミンK2濃度に違いがあるということです。納豆を頻繁に食べる東日本では、あまり食べない西日本よりも血液中のビタミンK2濃度が高く、その結果として骨粗鬆症になりにくいとも言われています

ビタミンK2には動脈硬化予防効果もあることが知られています。コレステロールを下げる薬として広く使われているスタチン系医薬品では動脈壁の石灰化が進んでしまうことが報告されています。しかしビタミンK2を多く含む食品をとると、こうしたリスクを減らすことができる可能性があります。

1日1回、納豆を食べることは、腸内環境を整えるだけでなく、動脈硬化からも身体を守ることが期待できます。

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