ココナッツオイルで認知症予防!

2011年、ココナッツオイルが認知症の症状を改善すると報告して世界中の注目を浴びたのが、米国の小児科医である ニューポート医師でした。

彼女は自信の伴侶が53歳でアルツハイマー病と診断されたため、民間療法の情報からココナッツオイルを食事に添加したところ、症状が改善され日常生活のQOLも大きく改善したと述べています。 そこで明らかにされたことが、ココナッツオイルに含まれる脂肪酸の特殊性です。

ココナッツオイルには中鎖脂肪酸と呼ばれる分子量の小さな脂肪酸が含まれています。この脂肪酸の特徴は通常の脂肪酸と異なり、腸管からすぐに血液中に吸収され、肝臓で代謝されケトン体という物質に変化することです。ケトン体は脳に運ばれ神経細胞のエネルギー源として利用されます。

アルツハイマー病は第3の糖尿病とも言われており、神経細胞が糖をエネルギー源として利用できなくなるために起きる病気ではないかと言われています。ココナッツオイルを服用した結果、血液中の ケトン体が増え、神経細胞のエネルギー 源確保が容易になったことが、症状を改善させた原因と考えられています。脳細胞は糖質しかエネルギー源として利用できないという都市伝説がありますが、これは誤りです。ケトン体は神経細胞のエネルギー源となることが確認されています。

ケトン体が認知症の症状を改善するという報告は、栄養医学にとっては極めて大きな衝撃でした。さらに、認知症以外にも パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)、といった難治性の脳神経疾患に対してココナッツオイルが有効に作用するという報告も増えつつあります。また自閉症児に対する効果もレポートされており、ココナッツオイルの健康増進効果は難病治療にとって、一筋の光明となっています。 ひと頃のブームも過ぎた感じのココナッツオイルですが、生活習慣病予防のためにも積極的に摂取したい食品の一つです。

最新の研究ではココナッツオイルを摂取していると認知症予防効果があることが動物実験で実証されています。ココナッツオイルには適度に食欲を抑えてくれる働きがありますので、糖質制限を行なっている方には特にお勧めです。

2015年に提携病院の中野重徳理事長と共著で出版した書籍があります。
ココナッツオイルが認知症に効く本当の理由是非ご一読ください。

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