コーヒーで死亡率低下

コーヒーのもたらす健康効果については、こちらのブログでも度々ご紹介しています。今年の4月に発表された最新の研究でも、コーヒーを飲む習慣によって、疾病による死亡率が低下することが確認されています。

この研究はイギリスで行われたもので、UK Biobankという健康に関するデータバンクを解析しています。心臓疾患を持たない、約47万人の対象者を11年間フォローアップし、コーヒーを飲む量によって3グループに分類し、各種疾患による死亡率の差異を比較しています。対象者の平均年齢は56歳、男性は44%でした。

その結果、コーヒーを全く飲まないグループは全体の22%、適量飲むグループ(0.5~3杯/日)は58%、3杯以上飲むグループは20%という分布になりました。コーヒーを適量飲むグループでは、全く飲まないグループに比べて全死亡率が12%減少していました。また心臓血管による死亡率は17%少なく、さらに脳血管障害による死亡も21%少ない傾向が見られました。

さらに心臓MRI検査を受けていた3万人のデータを解析した結果、適量から多量にコーヒーを飲用するグループでは、加齢に伴う心臓の病的な変化が見られなかったことが確認されていました。

これらの事実から、コーヒーを適量飲む習慣は、心臓血管に対して老化を防ぐ働きがあり、動脈硬化性心臓血管疾患の発症を減らすことができると述べています。

コーヒーには、クロロゲン酸などのポリフェノールが含まれていることが知られており、こうした薬効成分が肝機能をサポートすることは以前のブログでもご紹介しています。今回の研究結果から、コーヒーには抗動脈硬化作用があることが推測でします。適量のコーヒーを飲むことは、健康増進にも役立つと言えそうです。

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