ストレス解消法 あれこれ

正月気分も抜けて、仕事も本格的に始動という方も多いと思います。緩みきった正月モードから本番モードに切り替えるのは、なにかとストレスを感じるものです。そんな方へのおすすめは、ストレス緩和のためのリラクセーションメソッドです。

近年よく耳にするのは、大手企業も採用しているマインドフルネス。昔は瞑想と呼ばれていましたが、ネーミングの効果でしょうか、広まりつつあるようです。 マインドフルネスについては、医学研究もさかんに行われています。瞑想と音楽を利用することで、早期アルツハイマー病で見られる記憶障害を改善できるという研究成果も、つい先日発表されています。

ウェストバージニア大学から発表された論文では、瞑想または音楽を聴くことを 1日12分、3ヶ月にわたり行ったところ、被験者の記憶能力に改善がみられたということです。音楽の効用については今更述べるまでもないことですが、早期認知症患者の記憶力改善効果があるとは驚きです。

一方では、生来音楽を楽しむことができない音楽嫌いの人も、人口の3-5%程度いると言われています。こうした人では、認知機能の低下が起こりやすいことが報告されています。

ストレスは、記憶を司る海馬の機能を障害し、記憶力を低下させます。これは辛いことや、嫌なことを忘れようとする自己防御反応なのかもしれません。しかし過度のストレスによって記憶の障害があっては、日常生活が成立しなくなります。

ストレスは早めに解消するに限ります。 マッサージやストレッチにもストレス緩和作用があります。私自身がお世話になっているスポーツストレッチのSSSにて、ストレッチ前後の脳波の変化について調べてもらいました。驚いたことに、わずか30分のストレッチの施術を受けただけで、大幅にアルファ波が増加し、リラックス効果が得られたことがわかりました。ストレッチ以外にも、軽い運動や入浴など、ストレス緩和の方法には様々なものがあります、自分に合った方法を探して日常生活のバランスをとることが、健康を維持するためには必要です。

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