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ビタミンB3

2019 3/06
ビタミンB3

ビタミンB3にはナイアシンとナイアシンアミドと呼ばれる2種類があります。タバコの葉に含まれるニコチンから分離されたことで、ニコチン酸、ニコチン酸アミドといわれる場合もあります。

ビタミンB3は、細胞のエネルギー源であるATPを作るために欠かすことのできない栄養素です。ナイアシンにはコレステロールを下げる働きが報告されていますが、皮膚が赤くなる反応が起きることがあるため利用する際には注意が必要です。

一方、ナイアシンアミドには皮膚を赤くする反応はほとんどありませんが、コレステロールを下げる働きはありません。 ビタミンB3はアミノ酸の一つであるトリプトファンから体内で作られています。トリプトファンを多く含む、乳製品、卵、鶏肉やレバーなどをあまり食べない方では不足するリスクがあります。

ビタミンB3の不足によっておきる症状として、慢性疲労、偏頭痛、皮膚のトラブルなどがあります。B3欠乏の最も重い症状がペラグラです。ペラグラは、下痢、皮膚症状、神経症状を伴うもので、19世紀の米国でトウモロコシを主食にしている人に多いことが報告されています。

健康長寿の働きがあるとされるNAD+という物質が注目されています。2015年、このNAD+を増やす物質であるNMRが大きな話題となりました。実はNAD+はビタミンB3から体内で作られる栄養素です。このためビタミンB3は、今最もホットな話題の中心にあるビタミンです。現在もNAD+を増やす新たな物質を求めて世界各国の研究室が凌ぎを削っています。

ビタミンB3は日常生活を元気に送るために重要なビタミンであるだけでなく、
健康長寿のためにも欠かすことができない栄養素です。日常生活での補給を心がけましょう。

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