GGOBEで元気な夏を

暑くなってきました。夏の到来です。夏バテ予防には夏野菜を多く取ることも大切なことですが、肝臓を元気にするためにはGGOBEと呼ばれる食品を摂ることもオススメです。

GGOBEとは Garlic(ニンニク)、Ginger (生姜)、Onion (玉ねぎ)、Bloccoli (ブロッコリー)、Eggs (卵)の略称ですが、これらの食品に共通して含まれる栄養成分は、硫黄(イオウ)です。

温泉の成分でも知られるイオウですが、実は体の中ではなくてはならない大切な働きをしています。それはグルタチオンと呼ばれる酸化防止効果のある栄養素を作るために、必須のミネラルだからです。

昔からイオウ温泉が湯治場として利用されていたことの一つの理由に、イオウ成分を身体に皮膚から補っていたことも推測できます。 GGOBEには、イオウが含まれますが、中でもブロッコリーに含まれるスルフォラファンは抗がん作用があることなどが報告され話題になりました。

「スルフォ」とはイオウを意味する言葉ですが、その名称の通りスルフォラファンにはイオウが含まれています。 卵は20種のアミノ酸をバランスよく含む最高のタンパク源ですので、当然メチオニンやシステインなどの含硫アミノ酸(イオウを含むアミノ酸)も含まれています。

含硫アミノ酸は肝臓においてグルタチオンを作る原料となります。グルタチオンは体内の有害物質を排泄するときに欠かすことできない成分であり、いわゆるデトックスを行うために利用されています。 GGOBEは日常生活で馴染みの深い食材でもあります。5種を全て取るということではなく、数種を上手に組み合わせて健康管理に活用しましょう。

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