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生姜の効用

2017 5/10
生姜の効用
生姜は、漢方薬として古くから使われています。その働きは、健胃消化、発散作用が知られています。発散作用とは、悪寒を伴う風邪の初期症状に対して使われるものであり、発汗促進、代謝亢進作用が期待できる生薬として珍重されています。生姜は風邪のひきはじめには比較的効果的ですが、高熱が出るような状態にはかえって逆効果にもなりかねませんので注意が必要です。
ダイエット効果も注目されている生姜ですが、その効果はショーガオールと呼ばれる代謝を上げる成分によるものと考えられています。ショーガオールは生姜に含まれるジンゲロールから変化したもので、生姜を加熱または乾燥させることによって増えることが知られています。生姜湯を続けることで冷え性対策をしている方も多いと思います。
辛みの元でもあるジンゲロールは食中毒予防に使われるほど強い抗菌作用があり、妊娠初期の吐気をコントロールするためにも有効とされています。香り成分のショウガオールには強い抗酸化作用があり、筋肉痛や関節炎の症状を和らげる働きも注目されています。近年の研究では生姜には、大腸癌などいくつかの「がん」を予防する作用があることも報告されています。
清涼飲料水でおなじみのジンジャーエールは、生姜と砂糖を煮込んだジンジャーシロップから作られていますが、体を温める働きや口腔内の殺菌作用などがあり、清涼感をもたらしてくれます。これから旬を迎える新生姜も味噌をつけて食べれば絶品です。健康増進作用の塊とも言える生姜を活用しましょう。
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