サウナの健康効果

サウナブームが進行中です。私自身も暑い夏を乗り切るために、頻繁にサウナを活用させていただきました。以前は80〜100度の高温サウナが苦手でしたが、ふとしたことから高温サウナの方が快適になってしまいました。それは水風呂を活用する方法を知人から教えてもらったことがきっかけでした。

サウナ好きのことを「サウナー」と呼ぶようですが、サウナーと言えば、「整う」という合言葉のようなものがあります。初めはどういうことなのか意味不明でしたが、実際に体験してみると、「整う」とは脳内にエンドルフィンが出ているような多幸感を味わうことのできる、不思議な感覚でした。この感覚はランナーズハイに似ているかもしれません。

サウナと言えばフィンランドが有名ですが、ご当地フィンランドでは、数千年の伝統があるとも言われ、健康増進とリラクゼーションを目的として日常生活で利用されてきたようです。サウナの健康効果についても研究されており、その中には、高血圧、心血管疾患、神経認知疾患などの血管系疾患、肺疾患などの非血管系疾患、死亡率、関節炎の症状の改善など、実に様々なものが含まれています。

米国のメイヨークリニックからの報告でも、サウナの健康効果についてまとめられています。定期的なサウナ入浴は、血管内皮拡張性の改善、動脈硬化の軽減、自律神経系の調節、血液脂質の有益な変化、さらには血圧降下作用によって心血管系機能を改善するなど、様々な健康効果があるということです。

高温サウナが苦手な方は無理をせずに、岩盤浴や低温サウナによっても、サウナと同様の健康効果が得られると思います。発汗機能をサポートしてあげることは、体内毒素の排泄促進効果もあり、健康増進が期待できます。サウナについて、医師が解説した書籍もあります。より深く理解されたい方はこちらをご覧ください。

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