新型コロナウィルス感染を考える

COVID-19感染症がパンデミックとなり、われわれの社会生活を大きく変えてしまってから、早くも半年以上が経過しようとしています。これまでに人類が遭遇したことのないウィルスに対処する方法は、当然のことですが手探り状態であり、その時の判断の是非を問うべきとは思いません。しかし一定時間が経過した現在、今回のパンデミックへの対応策は適切なものであったのか否かに対する検証は、必ず行うべきと考えます。これをしないと、今後やってくるであろう次のパンデミックに対する備えができないことになります。

恩師の一人でもある、井上正康名誉教授が、新型コロナウィルスに対する考え方をまとめられた新著を出版されました。きわめてわかりやすい内容であるだけでなく、今後の対応策についても明確に述べられていますので、是非ともお読みいただきたいと思います。

当初は、数十万人が死亡するなどという意見もありましたが、結果的には日本でのCOVID-19感染による死亡者数は、1629名(2020年10月13日現在)であり、昨年のインフルエンザによる死亡者数、3300名の半分ほどです。死者数の増えなかった原因の一つは、井上先生の説によれば、日本や東南アジアに存在する、土着のコロナウィルスのよるものであるとされています。

さらに幸運であったことは、2019年12月から2020年2月ごろにかけて、S型やK型とよばれる比較的症状が軽くすむ新型コロナウィルスが、中国からもたらされ、日本国内で多くの人が感染していた可能性をあげています。米国や欧州を襲った新型コロナウィルスは、より強力なL型であったため、これほどまでに死亡者数が増えてしまったようです。つまり日本人は弱毒型の新型コロナウィルスによって、自然にワクチン接種を受けていたようなものであったわけです。

木枯らしが吹く季節になると、次のコロナウィルス感染の波がやってくることは、ほぼ確実です。次の波がどのようなウィルスによってもたらされるのかは、誰にもわかりません。ワクチンや特効薬が準備されていない現時点では、我々自身の免疫力を最高の状態にしておく他に、ウィルス感染を避ける方法はありません。

井上正康先生は、現代社会が新型コロナウィルスに対して、医学的にみれば不必要なレベルで、過剰な反応をしてしまったことを指摘されています。この現象を、パンデミックではなく、インフォデミックと呼んでおられます。これは、科学的に冷静に状況を判断するのではなく、恐怖心を煽るメディアの情報に振り回されることを指します。

現在井上先生は、インフォデミック現象を解消するべく、様々な運動を始められております。井上先生のご意見にご賛同される方は是非とも応援されてください。またYoutubeでも情報を発信されておりますので、下に添付します。

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